セリーナ 女子単12度目4強!最多タイGS制覇へ「いい感じ」

[ 2019年7月11日 05:30 ]

テニス ウィンブルドン選手権第8日 ( 2019年7月9日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

<ウィンブルドン選手権>女子シングルス準々決勝でリスクを下したセリーナ・ウィリアムズ(AP)
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 女子シングルス準々決勝は第11シードのセリーナ・ウィリアムズ(37=米国)がアリソン・リスク(29=米国)を6―4、4―6、6―3で下し、2年連続12度目の4強入りを果たした。アンディ・マリー(32=英国)と組んだ混合ダブルス2回戦も勝利し、3回戦に駒を進めた。11日のシングルス準決勝では、世界ランク54位のバルボラ・ストリコバ(33=チェコ)と対戦する。

 センターコートに、次々と“閃光(せんこう)”が放たれた。4大大会23度の優勝経験のあるS・ウィリアムズが、サービスエース19本で圧倒。フルセットの激闘を制した。女子最多に並ぶ24度目のグランドスラム制覇へ向けて前進。元世界ランク1位の37歳は「調子はいい感じ」と笑った。

 S・ウィリアムズは大坂なおみ(日清食品)との18年全米オープン決勝で審判に暴言を吐くなど3度の警告を受けた。9日付の米ファッション誌ハーパーズ・バザー(電子版)のインタビューでは、大坂に騒動を謝罪したことを告白。「本当に悪かった。応援しています」などとメッセージを送ると、大坂からの「先駆者であり続けて」という返信に涙を流したという。お騒がせの元女王はまだまだ女子テニス界をリードしていく。

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