【玉ノ井親方 視点】右四つ後 左上手与えなかった高安

[ 2019年7月11日 08:30 ]

大相撲名古屋場所4日目 ( 2019年7月10日    ドルフィンズアリーナ )

<名古屋場所4日目>朝乃山(右)を下手出し投げで破る高安(撮影・亀井 直樹)
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 高安は自分の理想の左四つの形ではなく、逆の右四つで取った。相手の朝乃山は右四つ。左四つ狙いではケンカ四つになる。だから吸い込まれるように右が入ったのかもしれない。でも、右四つの方が大関の動きには合っている感じがする。

 本人は左四つの方が力が出ると思っているようだが、右の使い方が雑だから、左を差せないと相手に右から絞られて体が浮いてしまう。左を差すならもっと早く右上手を取らないと。もしくは、右をあてがいながら差しにいくとか、相手の左からの攻めを抑える必要がある。朝乃山戦は右四つになった後に、左上手を与えなかったことが勝因だろう。

 ここまでの相撲を見る限り、立ち合いからの鋭さはまだない。ただ体は徐々に動いていく。優勝争いを盛り上げるためにも、最後の最後まで横綱に食らい付いていってほしい。(元大関・栃東)

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