桐生 スイスの競技会で10秒21 中盤以降伸びず5位

[ 2019年7月11日 05:30 ]

スイスの国際競技会に出場し、男子100メートル決勝で10秒21の5位だった桐生
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 陸上男子100メートルで9秒98の自己記録を持つ桐生祥秀(23=日本生命)が9日、スイス・ルツェルンの国際競技会に出場し、男子100メートル決勝で10秒21(向かい風0・3メートル)の5位だった。桐生は予選1組で10秒37(向かい風1・0メートル)の4位で通過。白石黄良々(23=セレスポ)は10秒48の同組6位で敗退した。

 「良いタイムと良い順位」を目標に掲げて挑んだ欧州遠征の初戦で5位に終わった桐生は「予選よりいい走りはできたけど、直すところがたくさんある」と振り返った。決勝では自己ベスト9秒台のランナーと競り合った。「落ち着いていけた」というが、中盤から後半は伸びを欠いた。20日はダイヤモンドリーグ100メートルに出場する。「中盤から後半の伸びを意識したい。しっかり修正したい」と話した。

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2019年7月11日のニュース