IOC、竹田会長の調査着手 五輪招致を巡る贈収賄疑惑で

[ 2019年1月13日 05:30 ]

JOCの竹田恒和会長
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 国際オリンピック委員会(IOC)は11日、2020年東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑で、フランス捜査当局が日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長に対する捜査を開始したことを受けて調査に着手し、倫理委員会を開いてテレビ会議形式で竹田会長への聞き取りを実施した。協議内容の詳細は公表せず「推定無罪の原則を尊重しつつ、状況を注視していく」との姿勢を示した。

 JOCは12日、竹田会長が15日に東京都内で記者会見を開くと発表した。大きな注目を集める事態となり、公の場で自らが説明することにより疑惑の沈静化を図る狙いがある。東京の招致委員会がシンガポールのコンサルタント会社に支払った報酬の一部が当時、IOC委員だったラミン・ディアク前国際陸連会長(セネガル)の息子のパパマッサタ・ディアク氏に渡った疑いが持たれている。IOCはバッハ会長がセネガルの大統領に協力依頼の文書を送っていたことを明らかにした。

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2019年1月13日のニュース