“収賄側”ディアク氏 竹田会長と「五輪招致について話したことはない」

[ 2019年1月13日 05:30 ]

 20年東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑で、フランス捜査当局が日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長に対する捜査を開始したことを受け、収賄側とされるセネガル人のパパマッサタ・ディアク氏(53)が12日までに共同通信の電話取材に応じた。

 JOCの竹田会長について「2回会ったが、五輪招致について話したことはない」と述べ、疑惑を否定した。ディアク氏によると、同氏は09年、世界陸上選手権が開催されたドイツ・ベルリンのホテルのロビーで竹田会長と面会。13年のIOC総会で東京開催が決まった際にもお祝いの言葉をかけた。ただ「竹田氏は私の父とも誰とも(五輪招致を)話し合ったことはない」と述べ「(疑惑に)竹田氏を巻き込むのは、ばかげている」と語った。

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2019年1月13日のニュース