新谷仁美 6年ぶり出場で区間賞「東京五輪に向けていい弾み」

[ 2019年1月13日 16:14 ]

<皇后盃 全国都道府県対抗女子駅伝>9位でゴールする最終9区の東京・新谷仁美(撮影・成瀬 徹)     
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 第37回全国都道府県対抗女子駅伝が13日、京都・西京極陸上競技場発着(9区間=42・195キロ)で行われ、愛知が2時間15分43秒で、3年ぶり2度目の優勝を飾った。

 各チームのエースが集まった最終9区(10キロ)では、2012年ロンドン五輪代表の東京・新谷仁美(30=ナイキTOKYOTC)が31分6秒で区間賞を獲得。6年ぶりの出場で7人を抜き、チームを16位から9位に押し上げる快走を見せ「楽しかったです。非常に思い入れのある地で、また走ることができた。2020年に五輪がある。これからに向けてとてもいい弾みになったと思う」と笑顔。9位というチーム順位には「本当はすべてかっさらっていく予定ではあったんですが、愛知がやっぱり上手だった」と本音を漏らしていた。

 新谷は昨年6月に4年ぶりに現役復帰すると、同11月の東日本女子駅伝では東京のアンカーとして5位からトップに躍り出て逆転優勝に貢献。同12月に豪州で行われた1万メートルのレースで31分32秒50をマークし、今年の世界選手権(カタール)の参加標準記録(31分50秒)を突破している。

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2019年1月13日のニュース