鶴竜“綱の暴力引退”に理解 基準「はっきりした方がいい」

[ 2018年12月21日 05:30 ]

巡業に合流し四股を踏む鶴竜
Photo By 共同

 大相撲冬巡業は埼玉県熊谷市で行われ、横綱・鶴竜と大関・豪栄道が合流した。右足首の負傷で九州場所を全休した鶴竜は巡業を休んでいる間に自身の血小板を注入して組織の修復などを図るPRP療法を受け、四股を踏み始めたのは14日になってから。「来週から(相撲を)取ろうと思う」と復帰プランを明かした。

 19日の理事会では、横綱が暴力を振るった場合は引退勧告以上と決定。この処分基準については「はっきりした方がいい」と前向きに捉えた。その一方で、稽古場で指導の範囲を逸脱したしごきなどが禁止行為とされたことには「この世界のルールはこうなんだというのを見せないと」と語り、弟弟子の育成のために最低限の厳しい稽古は続けていく考えを示した。

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2018年12月21日のニュース