貴景勝首位キープ　八角理事長、３大関の相撲に苦言

大相撲九州場所９日目 （ 2018年11月19日    福岡国際センター ）

＜大相撲九州場所９日目＞嘉風（右）をはたき込みで下す高安（撮影・岡田　丈靖）
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　小結・貴景勝が大関・栃ノ心を破り首位をキープした。１差の大関・高安も嘉風をはたき込んで１差を守ったが、八角理事長（元横綱・北勝海）はその相撲内容に不満げ。「勝ち方というかね…。その時はいいけど我慢できず引いてしまう。（はたきが）決まったからいいけど、もっと安定して勝てるようにしないといけない」と苦言を呈した。

　貴景勝に敗れた栃ノ心についても「（大関から）受けている。まわしを取りにいくなら、押し込んでから取りにいかないと」と注文をつけた。

　また千代大龍を相手に変化気味に引き落とした豪栄道に対しても「（まともに当たってくる相手を）嫌がったんだろうね。自信のなさというのかな」と大関の胸中を読み取っていた。