安美錦 旭鷲山まであと1!自身初の首投げで現役最多更新45手目

[ 2018年11月19日 16:22 ]

大相撲九州場所9日目 ( 2018年11月19日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所9日目>英乃海(下)を首投げで下す安美錦(撮影・岡田 丈靖)
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 関取最年長40歳の西十両2枚目・安美錦(伊勢ケ浜部屋)が逆転の首投げで4勝目を挙げた。西十両4枚目・英乃海との取組は、すぐにはたいてしまって呼び込み、もろ差しから攻められたが、土俵際で右からの首投げが決まった。物言いがついたものの、安美錦の足が残っており、行司軍配通り。連敗を2で止めた。

 それでも、相撲内容が良くないだけに取組後は浮かない表情だった。「残ったと思ったけど、そこまでが全然ダメ。動いてくるんじゃないかとか、いろいろ考えて、集中できなかった」と反省した。

 意外にも、首投げは自身初の決まり手だった。6日目には初めて網打ちを決めたばかり。これで、序ノ口デビューとなった1997年春場所からの決まり手は、現役最多を更新する45(他に不戦、相手の反則、勇み足での勝利あり)。“技のデパート・モンゴル支店”と呼ばれた旭鷲山は46の決まり手で勝っており、旭鷲山まで“あと1”に迫った。

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2018年11月19日のニュース