天理大3連覇に王手!ミス重なり今季最小得点、喜べぬ全勝死守

[ 2018年11月19日 05:30 ]

関西大学ラグビー   天理大48-19立命大 ( 2018年11月18日    金鳥 )

 ラグビーの関西大学Aリーグは18日、2会場で4試合が行われ、天理大は立命大に48―19で勝利し全勝を守り、3連覇に王手をかけた。前半はFW、バックス陣が一体になり圧勝ムードも、試合終盤にミスを連発。今季最少得点に終わった。優勝を懸け、24日に京産大と対戦する。京産大は関学大を52―0で圧倒。同大は大体大を破ったものの、大学選手権出場の可能性が消滅。史上初めて2年連続で全国を逃した。

 3連覇へ課題を残した試合となった。天理大は前半9分、CTB池永が先制トライを挙げ、その後も順調に加点し48―0。ところが、後半24分すぎから、ミスなどで立命大に3トライを許した。最少得点にも終わり、小松節夫監督は「最後は受け身になった。点差が開いて雑になった。流れが悪くなったところで修正する力がないことが課題」と渋い表情。フッカー島根主将も「内容は良くなかった。最後は焦りがあった。ミスが重なった」と反省ばかりが口を突いた。

 最終節は京産大に勝つか引き分けで3連覇が決まる。「京産大はスクラム、モールが強いのでしっかり対策を立ててやりたい」と指揮官。この日、付属の天理高が3年ぶりに花園切符を手にした。課題を修正し、次は大学が3連覇を手にする番だ。

続きを表示

2018年11月19日のニュース