ラグビー日本代表 24日ロシア戦で堀越、梶村ら起用へ ジョセフHC「若手に機会を」

[ 2018年11月19日 23:23 ]

ラグビーリポビタンDツアー2018最終戦   日本―ロシア ( 2018年11月24日    英グロスター )

<日本代表練習>チェルトナム大学のキャップを背に意気込みを語るジョセフHC(撮影・吉田 剛)
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 ラグビー日本代表は19日、英西部のチェルトナムでロシア戦に向けて練習を再開した。完全非公開で行われた午前中の練習後、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが取材に応じ、「若手も学んできている。彼らに出る機会を与えたい。若手を使うことでチームにエナジーを与えられる」とロシア戦では主力以外の選手を中心にメンバーを構成する考えを明かした。

 今秋の日本代表戦では国内で行われた10月26日の世界選抜戦、11月3日のニュージーランド戦を含め、フッカー堀越康介(23=サントリー)、SH茂野海人(28=トヨタ自動車)、CTB梶村祐介(23=サントリー)ら5人が出場機会を与えられていない。ロシア戦は今年最後のテストマッチで、来年のW杯へ向けたメンバー選考をする上でも貴重な機会となることから、起用した上で力量を見極める方針だ。

 ロシアは来年9月20日のW杯開幕戦(味の素スタジアム)の対戦相手でもあり、戦術や選手の情報を得る貴重な機会となる。11月10日に行われたロシア―ナミビア戦(47―20でロシアが勝利)をビデオを見た印象について、CTB中村亮土(サントリー)は「FWもバックスも大きいと感じた。両センターは特に大きい」と警戒。フッカー坂手淳史(パナソニック)も「スクラムやラインアウトで体を生かしてくる。ダイレクトにアタックしてくる」と話した。

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2018年11月19日のニュース