アン・ソンジュと3930万円差…鈴木愛、逆転女王へ「絶対巻き返して勝ちたい」

女子ゴルフツアー　ＮＯＢＵＴＡ　ＧＲＯＵＰ　マスターズＧＣレディース最終日 （ 2018年10月21日    兵庫県三木市　マスターズゴルフ倶楽部＝６５２８ヤード、パー７２ ）

気合満点の表情でグリーン方向を見つめる女王・鈴木愛
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　首位に８打差の１２位から軌跡の逆転優勝を目指した女王・鈴木愛（２４＝セールスフォース）は５バーディー、２ボギーの６９とスコアを伸ばしたが、逃げるアン・ソンジュ（３１＝モスバーガー）を捕まえることはできず、通算８アンダーの４位に終わった。これで賞金ランク首位を走るアン・ソンジュとの差は約３９３０万円差に開いたが、日本人としては不動裕理以来となる２年連続賞金女王を目指す鈴木の闘志は未だ少しも衰えてはいない。

　――最終日を振り返って。

　「１番、２番でバーディーが来たので、調子も悪くなかったですし、６アンダー（６６）くらいは出せたんじゃないかと思います」

　――昨日は遅くまで練習グリーンにいました。

　「正直、あんまりパターはしっくりきてなくて、本当は以前使ってたピン型のエースパターでいこうと思いましたが、ショートパットが自分の思うタッチで球が転がっていかないので、きょうはマレットタイプでいきました」

　――しっくりこないのはどの部分。

　「正直、ショートパットは以外は悪くなくて、思ったところにも打ち出せているのかなと思うんですけど、ショートパットだけ、自分のパッティングが悪いのか、ラインが読めてないのか、今イチしっくりきてなくて……。短いのを結構、練習したんですけど、マレットの方が出球がそろうので」

　――残り試合数が少なくなりました。

　「う〜ん、そうですね。ホントにショットが良くなってきているだけに、まあ、１７番なんかも（パットが）入っていいのに入ってくれないので。ホントにパットがっていう感じなので。でも最後（１８番）で（バーディーが）取れただけでも。今週は賞金が大きいのでかなり額が違ってくると思うんですけど……う〜ん、この１打が最後にどう影響するかかなと思うので。残り５試合、絶対、巻き返して勝ちたいなと思います」