松山 66で17位浮上、ノーボギーに明るく「流れよかった」

[ 2018年10月21日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー CJカップ第3日 ( 2018年10月20日    韓国・済州島 ナインブリッジズ=7196ヤード、パー72 )

CJカップ第3日 1番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える松山。通算5アンダーで17位に浮上
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 44位から出た松山英樹(26=LEXUS)は6バーディー、ボギーなしの66と伸ばし、通算5アンダーの211で首位と8打差17位に浮上した。67で回った前日2位のブルックス・ケプカ(28=米国)が通算13アンダーでトップ。スコット・ピアシー(39=米国)とイアン・ポールター(42=英国)が4打差の2位につけた。

 前日はミスが目立った松山が一変した。パーオン率100%。6つのバーディーを奪い「流れよくプレーできた。スコアが良かったので(状態も)上がっているんじゃないか」と表情は明るかった。

 アウトから出て、12番でバンカーから2・5メートルに寄せて初バーディーを奪った。6メートルの下り、2メートルのラインを読み切っての3連続バーディーで伸ばした。18番では第1打がフェアウエー中央の岩と岩の間に入り込んだ。「冗談でキャディーに“(岩を)動かせ”と言いました」と、バックスイングが十分取れなかった中でも巧みに脱出してパーをセーブ。ミスを「小手先で調整している」と言うが、流れを切らずに後半の4番までにさらに3バーディーを奪い、着実に上位に迫った。

 ただ、満足はしていない。6、9番は2メートル以内のチャンスを逃した。「調整できれば、もう少しいい状態で試合ができるんじゃないか」。すぐに練習場で30分ほどパターを握り、最終日に備えた。

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2018年10月21日のニュース