萩野公介、新トレーニングで刺激「水泳以外できない運動音痴なので…」

[ 2018年10月21日 15:25 ]

東京都秋季水泳競技大会 ( 2018年10月21日    東京・辰巳国際水泳場 )

 短水路(25メートルプール)で争う東京都秋季水泳競技大会の2日目が21日、東京辰巳国際水泳場で開催され、16年リオデジャネイロ五輪金メダリストの萩野公介(24=ブリヂストン)が出場した。200メートル背泳ぎで1分51秒50、100メートル自由形で48秒36を記録し、ともに全体のトップ。背泳ぎを終えた後には軽く拳を握る仕草を見せ「悪くなかったと思います。強化してきた下半身もちゃんと動いてくれた。考えながらレースをすることができましたし、満足しています」と納得の表情を浮かべた。

 16年9月に右肘を手術。昨季はハードな練習が続きリハビリを怠る時期もあったが、今季からは週2回のペースでリハビリを兼ねた右肘中心の体のメンテナンスを行っている。スラックラインの上を歩いてバランス感覚を養うなど新たなトレーニングにも着手。「週に1回、今までとは違う刺激を入れるトレーニングをしている。僕は水泳以外できない運動音痴なので、運動音痴じゃなくなるようにしたい。20年(東京五輪)に向けてできることは何でもやっておきたい」と視線を上げた。

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2018年10月21日のニュース