日本記録樹立の大迫傑、次のマラソンは「トップと競い合うのが目標」

　シカゴマラソン（７日）で日本記録を樹立した大迫傑（２７＝ナイキ）が２１日、東京都内で小学生を対象としたランニング教室にゲスト参加。自身の子供時代について「朝は苦手だった。自宅から学校までの３キロをいつも走ってました」と明かした。

　後進の指導にも興味を持っているという“大迫コーチ”は真剣な表情で子供たちの動作をつぶさにチェック。子供たちからの質問攻めにも積極的に回答し「吸収する姿勢が見られて嬉しかった」と笑顔を見せた。中には「メンタルを強くするには？」という難題もあったが「自分を励まし続けること。マイナスの考えでは終わらないこと」とアドバイスしていた。

　来年３月の東京マラソン出場については明言を避けたが「次のマラソンはシカゴよりトップと競い合うのが目標。子供たちからエネルギーもらったので、次の目標に向けてフレッシュな気持ちです」と元気をチャージしていた。