世界選抜のノヌー、日本は格下ではない「フランスにあれだけの試合した」

[ 2018年10月21日 17:57 ]

世界選抜の一員として、日本代表戦へ意気込むマア・ノヌー
Photo By スポニチ

 19年ラグビーW杯日本大会へ向けて改装中だった花園ラグビー場(東大阪市)は、26日の「日本代表―世界選抜」でこけら落としとなる。試合に向けて世界選抜メンバーのCTBマア・ノヌー(36=ニュージーランド)が来日し21日、大阪市内で会見した。

 ニュージーランド代表(オールブラックス)で103キャップを誇り11、15年のW杯連覇にも貢献したノヌー。今年5月に仏リーグのトゥーロンでのシーズンを終えて以来、初めて世界レベルの試合となる。昨年、フランス代表が日本代表とホームで引き分けた試合を「フランスに、あれだけの試合をした。格下に見ることはできない」と評価。「確実にタフな試合になる」と、ジャパンを警戒した。

 日本でも11年―12年シーズンにリコーでプレー。その経験をもとに、日本がレベルアップした理由として「多くの超一流の現役選手がプレーしている。例えば、神戸には(今)ダン・カーターがいる」と、世界的な選手がトップリーグにいることを挙げた。

 ノヌーは5月に、一部で引退するのではないかとの憶測もあったが、「報道に少し誤解があった。引退するのではなく、少し休みをとりたいという気持ちだった。引退するつもりはなかったので、トレーニングも続けていた」と苦笑い。来季は母国のブルーズと契約し、スーパーラグビーに復帰することが決まっている。

続きを表示

2018年10月21日のニュース