ハワイ出身の前田マヒナ 日本選手最高の3位 サーフィン

[ 2018年10月21日 14:58 ]

スポニチ後援 サーフィン ホワイトバッファローウィメンズ日向プロQS3000最終日 ( 2018年10月21日    宮崎県日向市・お倉ケ浜海岸 )

準々決勝第3組、日本人対決を制し準決勝進出を果たす前田マヒナ(撮影・会津 智海)
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 3回戦以降が行われ、日本選手は前田マヒナ(20)の3位(準決勝敗退)が最高成績だった。ペイジ・ハーブ(ニュージーランド)が優勝した。

 前田は準決勝でハーブと対戦。1本目に6・00点、2本目の6・93点をマークして相手にプレッシャーを掛けたが、その後逆転を許した。10分以上の競技時間を残していたが、得点を伸ばすことができずにタイムアウト。悔しい結果に「私も決勝に行きたかった」と苦笑いを浮かべた。

 ハーブがこの組最高の7・67点を出した際、波に乗ることができるプライオリティー(優先権)は前田にあった。ところが前田が波を選んでいる間に、インサイド(波の進行方向)で待機していたハーブが先に乗って好スコアをマーク。「作戦を間違えた。難しい判断だった」とそのシーンを振り返った。

 それでも3回戦に6人の日本選手が残った中、準決勝に進んだのは前田だけ。準々決勝では宮坂麻衣子との日本人対決も制した。今年から出身地の米ハワイから日本に帰属変更し、目指すは20年東京五輪出場。代表入りの有力候補であることを結果で示した。

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