小祝さくら 戦い抜く原動力は“食”、疲労回復&ストレス解消にグミ常備

[ 2018年10月21日 08:42 ]

女子ゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第3日 ( 2018年10月20日    兵庫県 マスターズGC=6528ヤード、パー72 )

マスターズGCレディース第3日 ラウンド中に食べるグミを手に笑顔の小祝(撮影・沢田 明徳)
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 【直撃!私の○○の秋(4)】優勝こそ、まだない。だが、現在の賞金ランキングで8位と“黄金世代”の先頭を走る小祝さくら(20)。「秋」を問われると即答した。

 「食欲の秋、ですね」

 ルーキーシーズンの今季、ここまでトップ10入りは11回を数える。2位も3回。激戦を続ける小祝にとって、疲労がピークに達する終盤戦の秋を戦い抜く原動力が“食”だ。

 最近のお気に入りはグミ。しかも「ハード系が好きなんです」。ほんわかした雰囲気とは対照的な好みだが、暇があれば思わず手に取ってしまうそう。もちろん、ラウンドバッグにも数種類が常備されている。

 58キロの体重はシーズン当初から変わらないものの、「筋肉量が減ってズボンにゆとりができた」と体の変化を感じている。甘い物を積極的に摂取して「バランスを取っています」と言って笑った。

 グミに含まれる糖類は、疲れによって下がった血糖値を上げて回復を促す効果もあるという。小祝にとっては、ハードグミを食べる行為は「ストレス解消にもなっています」。この日は1オーバーの73と悔しい結果となり、「ショットもパットも調子がよくなくて…」と意気消沈。こんな時こそ、“食”の力を借りて巻き返しを図る。

 ◆小祝 さくら(こいわい・さくら)1998年(平10)4月15日生まれ、北海道北広島市出身の20歳。8歳の時、母・ひとみさんがスクールに通ったのがきっかけで競技を始める。飛鳥未来高時代の14年に北海道女子アマ、全国高校選手権春季大会で優勝。昨年プロテストに合格。今季はリランキング1位で出場。趣味は音楽鑑賞。1メートル58。血液型A。家族は母と弟。

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