負傷QB父親は徹底抗戦へ 日大対応に「激しい憤り感じる」

[ 2018年5月27日 05:30 ]

学生アメフット悪質タックル問題

加害選手の嘆願書を手にする奥野康俊さん(撮影・奥 調)
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 負傷した選手の父親、奥野康俊氏(52)も、関学大のキャンパスで会見。「被害届を取り下げるわけにはいかない」と徹底抗戦する構えを示した。悪質なタックルをした当該選手には「社会的制裁を十分に受けているので、さらに刑事責任を負うべきではない」として寛大な処分を求める嘆願書を集める考えを示す一方、当該選手が反則指示を受けたとする内田前監督と井上奨前コーチに「厳正な処罰を求めたい」と語った。

 奥野氏は日大の一連の対応に「指導者が選手に責任を押し付け、到底受け入れられない。激しい憤りを感じる」と批判。刑事告訴について「息子、家族、関学と相談して決めたい」と述べた。奥野氏側がすでに提出した被害届は大阪府警に受理された後、警視庁に移送され、今後は傷害容疑を視野に捜査が進められる。

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2018年5月27日のニュース