荒木、ママで五輪!4年ぶり代表復帰の前主将が3度目大舞台

[ 2016年5月22日 05:30 ]

<日本・イタリア>第2セット、得点を奪い木村(右)と喜ぶ荒木

バレーボール女子リオデジャネイロ五輪世界最終予選兼アジア予選第6日 日本2―3イタリア

(5月21日 東京体育館)
 母でも五輪だ。今季代表に復帰した前主将の荒木は、大事な一戦でチーム最多の4ブロックを決めた。苦しい場面では声を掛け合って、チームを鼓舞。「駄目な時もみんなで目を合わせた」。夫のラグビー元日本代表の四宮洋平さん(37)が見守る中で3度目の五輪を決めて「今の最大の目標をクリアできたことは良かった」と喜んだ。

 ロンドン五輪後の、13年6月、交際していた四宮さんと結婚。翌年1月には長女・和香ちゃんが誕生。四宮さんの後押しもあり、出産後、5カ月でトレーニングを開始。軽いランニングや、出産で開いた骨盤を締める体幹トレーニングから始め、11月のリーグ戦開幕に間に合わせた。約10カ月という短期間での復帰は「私自身が将来のママさん選手たちの励みになれるよう」との思いからだった。

 代表生活では娘と離れる寂しさもあるが、「家族ができたので、凄くエネルギーになっている」という。そんな妻について四宮さんは「いい意味で力も抜け、リラックスしながら競技を楽しめている」と以前との違いを口にする。

 まだ代表に合流して2カ月だが、プレーはもちろん、主将の木村をサポートする欠かせない存在だ。バレーで母として五輪に出場するのは、04年アテネ五輪の辻知恵、12年ロンドン五輪の大友愛に続いて3人目となる。「(若手を)プレーでもっと助けたかった。五輪までにもっといいものにしたい」。母親のような優しい目線で若手を見守った。

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