リオ五輪は大丈夫か セーリング代表選手が5人組に襲撃される

[ 2016年5月22日 09:31 ]

 リオデジャネイロで五輪直前の練習を行っていたスペインのセーリング代表2選手とコーチ1人がピストルを持った5人組に襲撃された。

 21日にスペイン・セーリング協会が明らかにしたもので、襲われたのは08年北京五輪の男子トルネード級で金メダルを獲得しているフェルナンド・エチャバリ、女子470級で2大会連続の五輪出場となるタラ・パチェコ両選手とサンティ・ロペスバスケス・コーチ。3人は朝食のために市内に出かけたところストリートの真ん中でいきなり襲撃された。事件の詳細は不明だが、けがはしていない。

 リオデジャネイロでは昨年だけで1205件の殺人事件と8万1740件の強盗事件が発生。人口10万人当たりの事件発生率は日本の660倍に達しており、かねてから治安問題は五輪に暗い影を落としていた。

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2016年5月22日のニュース