ロンドン４位の伊藤「金目指す」トランポリン五輪代表が会見

　トランポリン男女のリオデジャネイロ五輪代表３人が２２日、全日本年齢別選手権が行われたヤマト市民体育館前橋で記者会見し、男子でロンドン五輪４位の２７歳、伊藤正樹（東栄住宅）は「あと一つ届かなかったメダルは最低限の目標。金メダルを目指していきたい」と意気込みを語った。

　伊藤とともに昨年の世界選手権で出場を決めた２２歳の棟朝銀河（慶応義塾）は「世界選手権のファイナリストの中では自分が一番伸びしろがある」と五輪までのさらなる成長を誓った。伊藤が右かかとの打撲で欠場した年齢別選手権は５８・８６５点で優勝した。

　女子で１８歳の中野蘭菜（星稜ク）は「堂々とした自分らしい演技をして、決勝に残れるように頑張りたい」と話した。この日は五輪切符を手にした４月のテスト大会から難度点を０・４点上げた演技構成に失敗して予選敗退したが、本番までの完成には自信を示した。