サニブラウンは10秒44 陸上関西実業団最終日

[ 2016年5月22日 16:54 ]

 陸上の関西実業団選手権最終日は22日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、男子100メートルにオープン参加した昨年の世界選手権代表、サニブラウン・ハキーム(東京・城西高)は予選1組で10秒44を記録した。疲労などを考慮し、準決勝を棄権した。

 向かい風0・5メートルの条件の下、スピードを緩めず走りきり「練習の一環として臨んだ。連戦が続いているので、ちょっと疲れている」と苦笑いを浮かべた。

 既に200メートルでリオデジャネイロ五輪の参加標準記録を突破している。今季の目標を問われた17歳のスプリンターは「世界ジュニアで2冠できたらいい。リオ五輪は出られたらいいというくらい」と話した。

 6月は、5日に開催される布勢スプリントの100メートルに桐生祥秀(東洋大)山県亮太(セイコーホールディングス)らと出場を予定し、下旬の日本選手権に臨む。

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2016年5月22日のニュース