白鵬 12度目の全勝優勝 稀勢は綱獲り望みつなぐ13勝目

[ 2016年5月22日 17:33 ]

<夏場所千秋楽>石浦を従えパレードに出発する白鵬

 大相撲夏場所千秋楽は22日、両国国技館で行われ、前日14日目に自身の史上最多記録を更新する37度目の優勝を決めていた白鵬が、鶴竜との横綱対決を制し15連勝。12度目の全勝優勝を決めた。

 20日の13日目に白鵬が大関稀勢の里との全勝対決を制して優勝争いの単独トップに立つと、14日目で全勝を守った白鵬に対し、稀勢の里が連敗して千秋楽を待つことなく白鵬の優勝が決定していた。

 春場所からの連勝は「29」に伸び、通算勝利も987勝となり大台の1000勝まであと13勝とした。

 12日目まで白鵬と優勝争いを繰り広げた稀勢の里は横綱日馬富士を押し出して13勝2敗。来場所の名古屋場所での綱獲りに望みをつないだ。

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