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大砂嵐 休場も…右太腿負傷、ツイッターで弱音

[ 2014年3月18日 05:30 ]

豪風(左)に押し出しで敗れる大砂嵐

大相撲春場所9日目

(3月17日 ボディメーカーコロシアム)
 平幕で優勝争いに加わっていた大砂嵐が休場危機に陥った。豪風に敗れ2敗目を喫した取組後、8日目の遠藤戦で右太腿を痛めたことを告白した。医師からは出場しない方がいいと言われるほどの重傷で、10日目の千代鳳戦の出場は当日朝の様子を見て決める。両横綱が無傷の9連勝。1敗で綱獲りの大関・鶴竜が追走している。遠藤は関脇・豪栄道に敗れて5敗目を喫した。

 好調が一転、大砂嵐が大ピンチだ。豪風に押し出されて連敗したこと以上に痛いのが、右脚だ。顔をしかめ戻ってきた支度部屋。前日の遠藤戦は土俵際でもつれ初黒星を喫したが、その際に右脚の付け根付近を負傷したことを、たどたどしさが残る日本語で説明した。

 「ちょっと筋が切れた。きのう(8日目)の取組の最後に。(会場に)来る前に病院に行った。痛み止めの薬を打った。めちゃくちゃ痛い。きのうは眠れなかった」。大砂嵐によると医師には「筋が2本切れている。やめた方がいい」と休場を勧められたという。
 
 これまで幾多の危機を乗り越えてきた。角界入りしたくて11年にエジプトから来日したが相次いで入門を断られ、ようやく大嶽部屋入り。生活習慣や文化の違いに戸惑いホームシックになりながら稽古を積み、12年春場所デビュー。同年名古屋場所は左足首の蜂窩(ほうか)織炎で2日目の取組を休場しながら、途中出場で勝ち越した。

 宗教上の理由で、新十両だった昨年名古屋場所では3日目からラマダン(断食月)に突入。日の出から日没まで飲食できなかったが、10勝5敗と勝ち越した。今場所も風邪と花粉症に苦しみながら勝ち越し目前。それだけに痛恨の負傷だ。

 師匠の大嶽親方(元十両・大竜)からは無理をしないように言われたが、この日は本人の意志で強行出場。だが満足な相撲は取れなかった。場所前には大阪市内のエジプト料理店に親方、部屋の力士らを招待して躍進を誓ったばかり。夜にはツイッターで「I may not able to fight tomorrow(あす戦うことができないかもしれない)」とつぶやいた。エジプトの星が正念場を迎えた。

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