セブンズ日本代表候補 切り札は筑波大・福岡

[ 2014年3月18日 05:30 ]

発表会見に臨んだ瀬川ヘッドコーチ(右)と坂井主将

 日本ラグビー協会は17日、東京セブンズ(22、23日、秩父宮)と香港セブンズ(28~30日)に臨む7人制日本代表候補を発表。15人制代表の福岡堅樹(筑波大2年)、藤田慶和(早大2年)を含む14人が選出された。都内で会見に臨んだ瀬川智広ヘッドコーチと坂井克行主将は「目標はプール戦で2勝して、8強に入ること」と口をそろえた。

 7人制ラグビーは16年リオデジャネイロ五輪から正式競技となり、同協会も強化に力を入れる。15人制でも正ウイングとして活躍する福岡の招集は今回の目玉で、瀬川ヘッドコーチは「7人制の経験はないが、一番スピードがある。外で振り切ってのトライを期待したい」。さらに「(試合時間の)14分間使うとは考えていない」と得点源として切り札的な起用を示唆した。

 ▽東京セブンズ 99~00年シーズンに始まったセブンズワールドシリーズ(全9戦)の一つ。今季は第6戦に当たる。15のコアチームとゲストの1チームを合わせた16チームで争われ、総ポイントで年間王者を決める。日本は東京セブンズはゲスト参戦。香港セブンズでは来季のコアチーム昇格を懸けた12チームによる決定戦が行われ、日本も参戦する。

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2014年3月18日のニュース