「大ちゃん、動揺しないで」高橋案じるファン、SPで使用予定

[ 2014年2月5日 12:53 ]

佐村河内氏 別人が作曲

 「大ちゃん、動揺しないで力を出し切って」。別人が作曲したと佐村河内守さんが公表した作品の中に、フィギュアスケートの高橋大輔選手がソチ冬季五輪のショートプログラム(SP)で使用予定の曲が含まれていたことで5日、高橋選手の地元岡山県や各地のファンらから、影響を案じる声が上がった。

 「集大成の五輪は煩わされずに、心おきなく滑ってほしいのに」。8年前のトリノ大会のころからファンという東京都練馬区の女性会社員(44)は「何でこのタイミングの公表なんだろう」と驚きを口にした。

 右脚を負傷しながら今回、ぎりぎりで代表に滑り込んだ高橋選手。ソチを「最後の五輪」と決め、2大会連続メダルを目指している。

 女性は「五輪の会場で、SPの曲名や作曲家紹介はどうなるんだろう」と心配し、「気にしないでと言っても難しいだろうけれど、最高の演技をしてほしい」と願った。

 岡山市の主婦(35)は「好きで選んだ曲だろうから、ショックを受けていると思う。精神面に影響が出ないでほしい」と心配そう。同市の生花店店員大森梢さん(36)は「急に曲変更になんてなれば大変。高橋選手とは直接関係がない話なので、そのまま曲を使えればいいが」と話した。

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2014年2月5日のニュース