真央に“黄金援軍”!悲願へ久美子コーチ前線基地入り浮上

[ 2014年2月5日 05:30 ]

悲願の金メダルを狙う浅田(中央)をサポートする佐藤信夫コーチと久美子コーチ

 悲願の金メダルへ強力援軍がやってくる。ソチ五輪のフィギュアスケート女子日本代表・浅田真央(23=中京大)の調整に、佐藤信夫コーチ(72)の妻・久美子コーチ(67)が合流する可能性が4日、浮上した。浅田は団体が9日に終了した後、19日の女子ショートプログラム(SP)まで中9日空く。この期間はアルメニア・エレバンで合宿するが、五輪IDカードが支給されていない久美子コーチも合流に意欲を見せており、総仕上げに万全の態勢が整う。

 浅田が出場する可能性が高い団体SPは6日、団体のメダルが確定するのは9日だ。そこから個人戦の女子SPまでは中9日。浅田陣営に日本に一度戻る考えは当初からなく、日本連盟が合宿地に決定したアルメニアの首都エレバンや、フリーの振り付けを手掛けたタラソワ氏のいるモスクワ、同氏のアシスタント・フォレ氏が勧めるハンガリーが選択肢にあったが、エレバンで合宿することが決定。ここに、強力な援軍がやってくることになった。

 五輪では会場などに入ることができる、IDカードの発行枚数が限られている。浅田がメーンコーチとして師事する佐藤信夫コーチと個人トレーナーには発行されているが、同コーチの妻・久美子コーチは持っていない。久美子コーチがソチに来て間近でトレーニングを見ることはできないが、エレバンでなら可能。「真央ちゃんが必要としてくれるなら、もちろん行きますよ」と話している。

 浅田と久美子コーチの絆は深い。佐藤夫妻に師事するようになってから、スケート靴を久美子コーチが好きな白色に替えたこともある。12年12月に最愛の母・匡子(きょうこ、享年48)さんを亡くした浅田が、母のように慕う存在だ。リンクを離れると、たわいもない話に花を咲かせる仲。技術面の指導はもちろんだが、久美子コーチがいることで、五輪期間中の張り詰めた心がほぐれるのは間違いない。

 昨年12月のGPファイナル前に腰痛を発症した浅田だが、年明けからは意欲的にトレーニングを重ねている。5日には、いよいよ決戦の地・ソチに向かって飛び立つ。まず団体のSPで好演技を披露し、エレバンでコンディションを調整し、そして個人戦へ。集大成の夢舞台で、浅田は順調なステップを刻んでいく。

 ≪美姫や荒川指導≫浅田が絶大な信頼を寄せる佐藤信夫、久美子コーチは過去にも多くの選手を教えてきた。10年に世界フィギュアスケート殿堂入りした信夫コーチは佐野稔、佐藤有香、安藤美姫、村主章枝、中野友加里ら世界的なスケーターを指導。久美子コーチは06年トリノ五輪女子シングルで荒川静香のモロゾフ氏と共同でコーチを務めた。現在は2人で浅田、小塚らの指導を行っている。

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