園田前監督を訓戒 柔道暴力問題で警視庁

[ 2013年4月26日 17:35 ]

 柔道女子日本代表に対する暴力指導問題で、園田隆二前監督(39)が所属する警視庁は26日、前監督の暴力行為を認定し、警務部長訓戒とした。

 警視庁によると、園田前監督は2010年8月~12年2月、20代の女子選手2人に対し、合宿所や試合会場で頬を平手打ちするなどの暴力を加えたほか、練習中に複数の選手に「消えろ」「家畜じゃないんだから自分で動け」と暴言を吐いた。

 警視庁は選手に告訴や刑事告発する意思がないと確認したとして、立件はしない方針。

 園田前監督は警視庁教養課所属の巡査部長。同庁の聴取に「一流の選手に育て、世界のひのき舞台で勝たせたいという思いだった。柔道の最終目的は人間形成であり、痛みや恐怖で成長させる指導は道から外れた方法だった」と話し、今後は指導から離れ警察官として勤務する意向を示しているという。

 警視庁は全日本柔道連盟と日本オリンピック委員会(JOC)による選手への聴取結果と突き合わせて問題を認定した。

 警視庁警務部の池田克史参事官は「警察官としてあるまじき行為で厳正に措置した。被害を受けた女子選手らに深くおわび申し上げる」とのコメントを出した。

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