小出氏「意地悪」尚子さん「衝撃」 那須川は世陸不選出

[ 2013年4月26日 06:00 ]

ポーズをとる(左から)競歩男子の鈴木雄介、女子マラソンの木崎良子、競歩男子の谷井孝行

 日本陸連は25日、都内で8月の世界選手権(モスクワ)のマラソン、競歩の日本代表を発表した。男女マラソンは各最大5枠だが、女子は木崎良子(27=ダイハツ)ら3人だけの選出。枠が5となった97年アテネ大会以降、5人を選出しないのは男女通じて初めてで、尾県専務理事は「入賞レベルじゃないと選考されないということ」と説明した。

 納得できないのが、横浜国際で日本人1位になった那須川瑞穂(33=ユニバーサルエンターテインメント)を指導する小出義雄氏(74)だ。那須川のタイムは2時間26分42秒と平凡だったが、従来なら日本人トップは選出されていた。同専務理事は「女子は五輪で2大会連続で惨敗。“引き締め”の意味もある」と話したが、小出氏は「枠を使わないのは意地悪」と激高。陸連は5枠使わない場合もあると事前に説明したというが、同氏は「そんなの聞いてない!」と憤った。

 また、シドニー五輪で金メダルを獲得した高橋尚子さん(40)も「衝撃的に受け止めた。世界を経験できる機会が減るのは残念」と話した。「こっち(落選)のリアクションは用意していなかった」という那須川の涙を無駄にしないためには、選ばれた3人が結果を残すしかない。

 ▽女子マラソン選考 枠は5。日本陸連が設定した代表決定基準は2時間24分を切っての日本人1位。この基準を満たしたのは名古屋ウィメンズ優勝の木崎のみで、福士は大阪国際で日本人1位ながらタイムは届かず、野口は名古屋ウィメンズで日本人2位だった。横浜で日本人トップの那須川、大阪国際で日本人2位の渡辺は代表入りが有力視されていた。

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