皇風が十両V 早大出身77年ぶりの新入幕確実に

[ 2012年3月25日 15:55 ]

 大相撲春場所千秋楽の25日、十両は単独トップだった早大出身の皇風(東京都出身、尾車部屋)が大岩戸に勝ち、12勝3敗で初優勝した。皇風は早大出身としては1935年夏場所の笠置山以来、77年ぶりとなる新入幕を確実にした。

 三段目は7戦全勝による出羽海部屋勢同士の優勝決定戦で、希帆ノ海(新潟県出身)が碧の正(大阪府出身)に勝った。

 幕下は海龍(和歌山県出身、出羽海部屋)、序二段は碧己真(大阪府出身、春日野部屋)、序ノ口は大翔栄(埼玉県出身、追手風部屋)が、いずれも7戦全勝で13日目に優勝を決めた。

 海龍と碧の正、碧己真は師匠だった田子ノ浦親方(元幕内久島海)が2月に急逝したため、現在の所属部屋へ移籍した。

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2012年3月25日のニュース