さらば勝負弱さ 久慈延長弾で王子4年ぶりV

[ 2012年3月25日 06:00 ]

 アイスホッケーアジアリーグのプレーオフ決勝(3勝先勝方式)第4戦が行われ、王手をかけていた王子(リーグ戦1位)がアイスバックス(同3位)を延長の末に4-3で下し、4年ぶり2回目の優勝を果たした。3点リードした王子は第3ピリオドに追いつかれたが、延長6分に久慈が決勝ゴールを決め、3勝目を挙げた。

 優勝を決めた山中監督は「少し守りに入って相手に勢いを与えてしまったが、延長では決めるべき人が決めてくれた」と感慨に浸った。毎年優勝候補に挙げられながら3年連続プレーオフで敗れ「勝負弱さ」を指摘された。今季、指揮官が掲げた目標は「いいチームではなく強いチーム」だった。リーグ戦中盤から首位を守り、プレーオフ準決勝では日本製紙に3連勝。決勝も黒星発進から3連勝でタイトルを手にした。

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2012年3月25日のニュース