男子90キロ級の小野&女子63キロ級の上野が金

[ 2010年11月14日 20:10 ]

 【広州アジア大会】男女4階級を行い、男子90キロ級の小野卓志(了徳寺学園職)が決勝でチョリエフ(ウズベキスタン)に、女子63キロ級の上野順恵(三井住友海上)は決勝で王沁芳(台湾)に、ともに一本勝ちして金メダルに輝いた。

 男子81キロ級の高松正裕(神奈川・桐蔭学園高教)は3位決定戦で反則勝ちして銅メダル。女子70キロ級の渡辺美奈(コマツ)はメダルを逃した。

 ▼小野卓志の話 左ひざの状態が良くなかったが、こういう悪い状態で勝てた経験をこれから生かしていきたい。僕の年齢(30歳)なら成績が悪ければ、監督は若手を使う。1試合1試合を勝つことが生き残っていく道だと思う。

 ▼日本男子・篠原信一監督の話 まずは(金メダル)一つだ。今日から始まるんだと選手たちには言った。ベテランが頑張ると若手も刺激を受ける。小野がつくってくれた勢いに乗ってほしい。日本柔道は金メダルしかいらない。

 ▼上野順恵の話 内容は良くなかったが、勝ててよかった。世界選手権に続いて優勝したい大会だと思っていた。自信になる。(共同)

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2010年11月14日のニュース