遼くん　今季３勝目　賞金王争いはあと1300万円

通算１４アンダーで今季３勝目を挙げた石川遼

　三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ最終日（１４日・静岡県太平洋クラブ御殿場＝７２４６ヤード、パー７２、スポーツニッポン新聞社後援）首位で出た石川遼が６７で回り、通算１４アンダーの２７４で今季３勝目を挙げた。アマ時代を含め通算９勝目。賞金ランクでトップの金庚泰（韓国）は７アンダーの１０位で、今季の獲得賞金を約１億４１００万円とした石川との差は約１３００万円まで縮まった。

　２打差の２位にブレンダン・ジョーンズ（オーストラリア）、１０アンダーの３位に今田竜二ら３人。賞金王争いで３位につける藤田寛之は、首位から出て７２と伸ばせず６位だった。神奈川・湘洋中３年の１５歳、伊藤誠道は７アンダーの１０位に食い込んだ。（出場６２選手＝アマ１、曇り、気温１５・８度、南南西の風４メートル、観衆１万２３２６人）