高橋2位…スピンで“屈辱”のレベル1

[ 2010年11月14日 06:00 ]

男子SPで、2位だった高橋大輔

 【スケートアメリカ】世界王者の高橋には不本意な滑りだった。最初の2連続3回転ジャンプは高さがあったが、トリプルアクセルで着氷した後につんのめった。ラテン音楽の旋律に乗り損ねたスピンは鈍かった。「レベル1」の評価は屈辱的な数字だ。

 緩急のつけどころも定まっていない。「ルッツの前にはテンションが上がり過ぎた」と勢い余って着氷が乱れた。情熱的なステップで手拍子と歓声を誘ったが「楽しく、暑苦しく」という目標には道半ばの印象。フリーで巻き返しを図る。

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2010年11月14日のニュース