日本3回戦進出も錦織は「使い込み症候群」…

[ 2009年3月8日 06:00 ]

 男子テニスのデ杯アジア・オセアニアゾーン1部2回戦の日本―中国第2日は7日、大阪なみはやドームサブアリーナでダブルス1試合を行い、鈴木貴男(32=高木工業)岩渕聡(33=ルネサンス)組がストレート勝ち。日本は第1日から3連勝で最終日を前に3回戦進出が決定した。5月8日開幕の3回戦は韓国―ウズベキスタンの勝者と対決する。錦織圭(19=ソニー)は右ひじ痛で8日の最終日の出場を取りやめ、代わりに鈴木が出場する。

 <鈴木 13年目の出場○で飾った>鈴木がデ杯日本人最多年出場記録となる13年目の出場を白星で飾った。95年の初出場から00、06年以外は毎年出場。通算最多勝(38勝)とダブルス最多勝(13勝)の記録も持ち「お祭りが好きな自分は、国を代表して戦うデ杯の雰囲気が大好き。この記録が一番うれしい」と喜んだ。最終日のシングルスも錦織に代わって出場が決定。福井烈が持つシングルス最多勝(26勝)にもあと1勝と迫っている。

 <錦織 「右腕パンパン」最終日欠場>最終日を欠場する錦織は「日本での試合を楽しみにしていたのに残念。右腕がパンパンに張って痛い」と話した。チームドクターは「使い込み症候群。1月に痛めた右ひじをかばいながらプレーしているので、周りの筋肉が炎症を起こしている」と説明。竹内監督は「初日も痛み止めを飲んでプレーした。圭を楽しみにしていたお客さまには悪いが、完治を優先させたい」と話した。

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2009年3月8日のニュース