女子マラソン代表“最後の枠”は赤羽らの争いか

[ 2009年3月8日 18:14 ]

 世界選手権の国内選考レースは名古屋国際で終了し、女子5人の代表枠のうち、東京国際で初優勝した尾崎、大阪国際で復活優勝の渋井に続き、藤永の3人が決まった。4月のロンドンがまだ残るが、4人目は東京国際2位の加納由理(セカンドウィンドAC)が2時間24分台のタイムなどを考えると優勢だろう。

 最後のいすは初マラソンの大阪国際で2時間25分40秒で2位に入ったママさんランナー、赤羽有紀子(ホクレン)が現時点で最有力。日本陸連の沢木啓祐専務理事は23日の理事会に向け「できれば4人まで決めたい」と話し、マラソンの適性などで評価の高い赤羽は待機となる公算が大きい。
 名古屋国際で2位の堀江は2時間29分台のタイムと消極的なレース内容で厳しい。ロンドンは2時間24分台の自己記録を持つ森本友(天満屋)らが出場する予定で、この結果待ちになりそうだ。

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2009年3月8日のニュース