気丈な藍ちゃん…今回ばかりはあきらめ11位

[ 2009年3月8日 06:00 ]

 USLPGAツアーのHSBC女子選手権第3日は7日、シンガポールのタナメラCC・ガーデンC(6547ヤード、パー72)で行われ、5位から出た宮里藍(23=サントリー)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで72とスコアを伸ばせず、通算4アンダーの11位に後退した。単独首位のキャサリン・ハル(27=オーストラリア)とは7打差。上田桃子(22=ソニー)は通算1アンダーの21位、大山志保(31=オンワード樫山)は通算9オーバーの67位に後退した。

 同組のハルが66を出して単独首位に立ったのとは対照的に、イーブンパーに終わった宮里は「波に乗りきれなかった」と肩を落とした。3、8番でバーディーを奪ったが、9番パー5の第2打をハザードに打ち込みボギーとすると、11番パー3ではティーショットを池に入れてダブルボギー。17番のグリーン上で雷雨のため2時間中断する不運もあり、再開後の18番でも3メートルのパーパットを外した。いつも気丈な宮里も「ここからの優勝は厳しい」とあきらめ顔だった。

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2009年3月8日のニュース