田畑2位、7季ぶり表彰台!及川は種目別総合V

[ 2009年3月8日 09:24 ]

女子1500メートルで2位になり表彰台で笑顔の田畑真紀

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)今季最終戦、ソルトレークシティー大会最終日は7日、米ユタ州ソルトレークシティーで行われ、女子千五百メートルで田畑真紀(ダイチ)が1分54秒79で2位に入った。クリスティナ・グローブス(カナダ)が1分54秒08で優勝。

 女子五百メートルは岡崎朋美(富士急)が37秒66で5位になり、吉井小百合(日本電産サンキョー)は37秒75で7位。王北星(中国)が37秒25で勝ち、大菅小百合(大和ハウス)は10位だった。
 男子千メートルはシャニー・デービス(米国)が、前日の千五百メートルに続き1分6秒42の世界新記録を出して優勝。長島圭一郎(日本電産サンキョー)は1分8秒09の日本新記録で6位だった。
 非五輪種目の百メートルは男子決勝を及川佑(びっくりドンキー)が9秒40で制し、今季4戦全勝で種目別総合優勝。女子は新谷志保美(竹村製作所)が10秒45で3位だった。

 ▼及川佑の話 9秒40は自己最高タイ。文句のない出だしだった。4連勝が目標だったのでうれしい。

 ▼田畑真紀の話 表彰台がうれしいというより、もっといけるんじゃないかと思った。滑る前から調子が良くて、自己ベストを出せるんじゃないかと思ったが…。

 ▼岡崎朋美の話 やっと自己ベストが出た。毎年更新できる年齢でもないので、五輪の前の年に一度出せればいい。自信にはなる。最後のカーブで失敗したのでちょっと悔しい。

 ▼吉井小百合の話 スタートが伸びなかった。氷をとらえていないので、加速につながらない。無難に滑れば日本記録を出せるかと思っていたが、ミスが出た。

 ▼大菅小百合の話 体が動かなくてピッチが上がらない。(収穫は)世界距離別選手権に出られるということだけ。

 ▼長島圭一郎の話 飛ばしてどこまで耐えられるか、というレースだった。最後はもう脚が動かなかった。1分7秒5ぐらいは出したかった。(共同)

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2009年3月8日のニュース