×

森保監督と吉田主将 笑顔の会見にネット反響「強い信頼関係を感じた」「吉田のPK論に納得」

[ 2022年12月7日 22:20 ]

<サッカー日本代表・帰国会見>笑顔で会見する吉田(左)と森保監督(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で惜しくも16強に終わった日本代表の森保一監督(54)ら選手、関係者が7日、成田空港着の航空機で帰国し、千葉県内のホテルで記者会見に臨んだ。

 会見には森保監督の他に日本代表の主将・DF吉田麻也(34)、日本サッカー協会の田嶋幸三会長(65)、反町康治技術委員長(58)らが登壇。ネット上では吉田と森保監督に「強い絆を感じました」と反響を呼んだ。

 大会で一番印象に残っていることを問われた吉田は「コスタリカ戦のハーフタイムに監督がブチ切れたところが印象的」とコメント。森保監督は「どうリアクションしていいのか…。だいぶピーという音が入りそうなので今度、個別にお伝えします」と苦笑い。

 敗れたクロアチア戦PK戦でのキッカー選出が立候補制だったことについて森保監督が「今まで私がやってきた中で、毎回同じやり方をしていたので、今回も同じような形を取るようにしました。結果を掴み取れず選手に責任を負わせてしまった部分で、私が全て決めた方が選手にとっても良かったのかなと思います。もしかしたら結果も違っていたかもしれない」とコメント。これに対し吉田は「まったく同じやり方で五輪ではニュージーランドに勝っている。だから、僕はこのやり方が間違っていたとは思わない。全部、結果論じゃないかな」と話した。

 これら一連のやり取りにネット上では「PK戦のこと、吉田キャプテンがフォローしててなんか泣ける」「吉田キャプテンのPK戦での森保監督のフォローかっこよすぎた・・・ほんと偉大なキャプテン。PKは仕方ないよ」「吉田がしっかりPK戦の立候補制のことを言ってくれてよかった」「吉田麻也が言ったことが全てだろう。もちろんPKの技術的な面もあるだろうが、世界最高峰のメンバーを集めたって、負けることがあるのがPK」「吉田選手のPK論がかっこよすぎ」と称賛の声が続々。

 中には「吉田のPK論に納得」「上司と部下との信頼関係や絆みたいなものを感じました。部下を尊重して、うまくいったら部下の手柄。そうでなかったら上司が責任を取る。そんな森保監督の覚悟や思いを自分は会見等々から感じました」「吉田さんと森保さんの話と信頼関係に浸ってしまいました」「森保監督の選手を思いやる気持ち、監督と選手の信頼関係と熱いチーム力を感じる素敵な会見でした」「内容より森保監督と吉田キャプテンのゆるい雰囲気が面白くでしたww」などといった声もあった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年12月7日のニュース