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森保監督“ドーハの悲劇”が歓喜に変わった!W杯カタール大会は「最高の準備をして素晴らしい経験に」

[ 2022年12月7日 21:05 ]

<サッカー日本代表・帰国会見>笑顔で会見する森保監督(撮影・尾崎 有希)
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 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、初の8強まであと一歩に迫った日本代表の森保一監督(54)らが7日、成田空港着の航空機で帰国し、千葉県内のホテルで記者会見に臨んだ。

 日本は突破困難といわれた1次リーグE組では、優勝経験のあるドイツとスペインを撃破し1位通過。初の8強をかけた前回大会準優勝のクロアチアとの決勝トーナメント1回戦では、PK戦の末に敗れたものの、深夜の日本列島を熱狂させた。

 森保監督は会見で“ドーハ悲劇”として日本でも有名な地がどのような場所に変わったかと問われ「順位的な歓喜にはなりませんでしたけど、選手やスタッフと最高の準備をして全力を尽くすことが出来ましたし、国民の皆さん、サポーターの皆さんとチームが一体となってW杯優勝経験のある国を破ることが出来たりと、本当に素晴らしい経験だったと思います。“ドーハ悲劇”から“ドーハの歓喜”を味わうことになりました」と今大会を振り返った。

 ▽ドーハの悲劇 1993年10月28日、カタールのドーハで行われたW杯米国大会アジア最終予選のイラク戦で、日本は終盤まで2―1でリード。初のW杯出場に迫ったが、後半アディショナルタイムにCKから同点とされて2―2で引き分けた。参加6チーム中サウジアラビア、韓国に次ぐ3位となり、W杯出場権を逃した。

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