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【五輪最終予選】インドネシア またも五輪切符お預け…イラクとの激闘延長戦で敗れ惜しくも4位

[ 2024年5月3日 03:20 ]

U―23アジア杯3位決定戦   インドネシア―イラク ( 2024年5月2日    ドーハ )

Uー23インドネシア代表のシン・テヨン監督(ロイター)

 サッカー男子のパリ五輪最終予選を兼ねたU―23アジア杯カタール大会は25日、同国ドーハで3位決定戦が行われ、U―23インドネシア代表がU―23イラク代表に延長戦の末に1―2で敗戦。惜しくも4位となり、56年メルボルン大会以来68年ぶり五輪切符獲得の行方はアフリカ予選4位ギニアとの大陸間プレーオフまでもつれることになった。

 U―23アジア杯初出場ながら快進撃を続けてきたインドネシアだったが準決勝でウズベキスタンに敗戦。五輪切符お預けとなり、2度目のチャンスとなる重要な3位決定戦に臨むことになった。

 試合は前半19分、右CKのショートコーナーからクロスを入れると、はじき返されたこぼれ球を拾ったMFジェンナーが右足で強烈ミドル。放たれた地を這うようなシュートが相手GKの腕を弾いてゴールイン。待望の先制ゴールが決まった。

 しかし同27分セットプレーから失点。自陣左CKからのクロスをGKがパンチングするもはじききれず、相手に頭で繋がれると最後はDFターシーンに頭で押し込まれ同点に追いつかれた。

 1―1のまま後半に入っても互角の攻防が続き、互いに追加点が奪えないまま後半終了のホイッスル。GKアリの好守やMFジョーアオンがゴール前まで戻って相手のシュートをクリアするなどピンチをしのぎ、延長戦に突入した。

 すると延長前半6分、浮き球スルーパスからFWアリジャシムにラインの裏を突破され失点。好守を連発してきたGKアリも相手のシュートを止められず決勝点を許し、1―2で惜しくも敗戦。

 五輪切符はお預けはまたもお預けとなり、アフリカ予選4位ギニアとのプレーオフまでもつれることに。それでも中東開催ながらイラクサポーターよりも多く詰めかけた大勢のインドネシアサポーターからは試合後も選手の健闘を称える大声援が送られていた。

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