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堂安「エースでもあり、リーダーでもありたい」 試合後に仲間と4年後について議論

[ 2022年12月7日 05:10 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦   日本1―1(PK1―3)クロアチア ( 2022年12月5日    アルジャヌーブ競技場 )

<日本・クロアチア>後半、ドリブルする堂安(撮影・西海健太郎)
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 ドイツとスペインから価値ある一発を叩き込んで一躍、主役に躍り出た日本代表MF堂安は「強豪に勝っても、歴史を変えることができなければ意味がない。そういう慰めが入らないように試合に臨んだんだけど…」と唇をかんだ。

 クロアチア戦では右シャドーで先発。「前半はアグレッシブで、素晴らしい形で得点ができた。攻撃も良い形ができていた。素晴らしい準備で臨めた手応えがありました」。前半43分にはCKの流れからゴール前にクロスを入れて先制点を演出した。後半15分にはゴール前の混戦から左足シュートを放った。相手DFラインとMFの間の“バイタルエリア”で受ける回数は両チームトップの17回。守勢に回った時間でも奮闘したが「疲れもあってギアを上げきれなかった」と話した。

 試合後には食事の席が近いチームメートと4年後について議論。理想を追いかけて敗れた14年ブラジル大会の話にも触れ「粘り強い守備はベースとして持っておかないといけない」と足元を見つめた上で高みを目指すと誓った。26年W杯は28歳。選手としてピークを迎える。「エースでもあり、リーダーでもありたい」。8強の壁を壊す戦いが始まった。

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2022年12月7日のニュース