×

吉田麻也 主将として4年半けん引…今後は「何も考えていない」敗戦から一夜も大粒の涙

[ 2022年12月7日 05:10 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦   日本1―1(PK1―3)クロアチア ( 2022年12月5日    アルジャヌーブ競技場 )

大粒の涙を流す吉田(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 W杯ロシア大会後から主将として4年半けん引してきたDF吉田も、今後の代表活動に言及した。クロアチア戦後には冨安や板倉の成長を願いつつ、そこに自身はどう関わっていくのか?と問われ「僕はもう、そこには…」と代表引退をほのめかした。一夜明けた6日も続行とも引退とも明言せず「何も考えていない。次の監督次第じゃないか」と揺れる気持ちを明かした。

 「悔しさと寂しさしかない。良いチームだった。勝たせて、もう一つ上に行かせてあげたかった」。フィールド選手では唯一全4試合フル出場。PK戦では4人目のキッカーとして失敗したが、DFラインを統率し、最少失点に抑えた。前半43分の先制点のシーンでもゴール前で絡んだ。敗戦から一夜明けても大粒の涙を流すほど今大会にかけてきた。

 W杯3度出場で、国際Aマッチ通算出場126試合はセンターバックとしては歴代最多。代表主将に任命されれば引き受けるのかという問いにも「なんて言ったらいいのかな。分かりません。家族に相談させてください」と言葉に詰まった。10年1月から始まった日本代表キャリア。熟考を重ね、決断を下す。

続きを表示

2022年12月7日のニュース