OA酒井　右クロスでOG誘発も「完璧を追求したい」

国際親善試合   U―24日本6―0U―24ガーナ （ 2021年6月5日    ベススタ ）

＜U－24日本・U－24ガーナ＞後半、ボールを競り合う酒井（右から3人目）＝撮影・小海途　良幹
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　U―24日本代表DF酒井宏樹が右サイドを制圧し、さすがの貫禄を見せた。2―0の前半45分、代名詞の右クロスが3点目となる相手オウンゴールを誘発。A代表常連の堂安、久保らと連動した攻撃で再三、相手ゴールを脅かした。また守備でもフランスでパリSGのブラジル代表FWネイマールらと互角に渡り合った局面の強さを披露した。

　それでも理想は高く、試合後の31歳ベテランに満足感はない。「OAとしてはもう2アシストはできた。守備も1回抜かれましたし、1回も抜かれないように完璧を追求したい」。まだ合流から間もなく全体練習は一度もなかったという。

　「選手の特徴を覚えるところからやっていきたい。イージーミスもあったが、連係が良くなればなくなる」。目標はあくまで五輪での金メダル。酒井は「完璧」を追い求めていく。