J2大宮12戦勝ちなし…佐々木監督就任後は2連敗「サッカーの神様はほほえんでくれなかった」

明治安田生命J2第17節第3日   金沢1―0大宮 （ 2021年6月6日    石川県西部緑地公園陸上競技場 ）

佐々木則夫氏
Photo By スポニチ

　大宮が1点に泣き、暫定的に指揮を執っている佐々木則夫監督（63）は連敗、チームは3連敗で、12試合勝ちなし（5分け7敗）となった。FWイバ（36）が初先発するなど、攻撃陣を手直ししたが、前半30分に相手にPKを決められ、これが決勝点となった。

　佐々木監督は「第1戦（千葉戦）より質を高めようとトライさせて意欲的にやってくれた。最後までどっちに転ぶかわからない試合だったがサッカーの神様はほほえんでくれなかった」と振り返った。それにしても点が取れない。シュートは金沢を2本上回る9本放ったが、決まらない。途中出場のMF黒川淳史（23）も二度の決定機を外して追いつくことはできなかった。「2試合得点がゼロなのは僕のせいかな」と佐々木監督は首をひねる。DF馬渡和彰（29）も「全体を通して悪い内容ではないが、そういう試合で勝ちきれないのはゴールが取れていないから。そこかな」と、課題を改めて口にした。