U23敗退で五輪へ暗雲…森保監督進退、大会後に意見聴取へ 

[ 2020年1月14日 05:30 ]

U-23アジア選手権1次リーグB組第2戦   日本1―2シリア ( 2020年1月12日    パトゥムタニ )

囲み取材に応じる関塚技術委員長(撮影・篠原岳夫)
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 U―23アジア選手権に出場中のU―23日本代表は13日、15日の1次リーグ最終戦カタール戦に向けて調整した。12日のシリア戦に1―2で敗戦し、4度目の出場で史上初の1次リーグ敗退が決定。東京五輪で金メダルを掲げる森保一監督(51)の進退問題にも発展する可能性が浮上した。勝てば突破の可能性が残るカタール相手だが、大会最後の一戦で白星奪取は必須だ。

 中2日で大会最後のカタール戦が待つ。衝撃の敗退から求められるのは切り替えだ。この日は午前中にGK小島を中心に選手だけでミーティングを実施。「やれることは限られているけど、その中で結果を取りにいこう」と改めて意思統一したという。五輪本番までの数少ない公式戦の機会。無駄にするわけにはいかない。

 東京五輪での金メダルを目標に掲げながらアジアの8強にすら入れなかった。試合直後は「技術委員会で関塚技術委員長たちがどう考えるのかを聞いてから」と森保監督の去就についての明言を避けていた田嶋会長はこの日、「五輪の後はW杯の最終予選もあるので、そこも含めて考えないといけない。さまざまなことについて森保とも個人的に話したいと思っている」と話した。

 一方の関塚技術委員長は、五輪までの続投に関する個人の見解を問われ「間違った戦い方をしているとは思っていない」と擁護。その上で「次にどういうふうに向けていくかということは、現場を含めてしっかりと僕自身が話し合いを持ちながら、強化、あるいは技術委員会の方々としっかりともう一回その方向性を考えたい」と続けた。次回の技術委員会は今月中に予定されているという。

 近年、五輪世代に多数の有望な海外組が増えたことで、活動は常に急造チーム。選手ミーティングでは「活動ごとに一からの積み上げになりかけている部分があった。選手たちの中でも積み上げていかないといけないものはある」(杉岡)と蓄積の大切さを再確認したという。

 今回のメンバーから五輪代表に生き残るのは限りなく狭き門。それでも東京五輪で金メダルを目指す以上、どんな編成であれアジア勢に3連敗は論外だ。

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