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バルサ バルベルデ監督解任、後任にセティエン氏 昨季までベティス指揮

[ 2020年1月14日 18:39 ]

バルセロナの新監督に就任するセティエン氏(AP)
Photo By AP

 スペイン1部リーグで2連覇中のバルセロナは13日、エルネスト・バルベルデ監督(55)を解任し、後任に昨季までベティスを率いたキケ・セティエン氏(61)が就任すると発表した。契約期間は2022年6月まで。

 クラブOBのバルベルデ監督は、バレンシア、ビルバオなどの監督を経て2017年に就任。国内リーグは2連覇を果たし、2017~18年はスペイン国王杯と2冠に導いたが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)は一昨季は8強、昨季は4強に終わった。今季は国内リーグで首位に立っているが、最近4試合は1勝3分けで最下位エスパニョールに勝ちきれないなど低調なパフォーマンスに批判が集まっていた。

 バルセロナがシーズン途中に監督を解任するのは、当時リーグ12位に低迷していた2003年1月のルイス・ファンハール監督以来、17シーズンぶりとなる。

 セティエン氏は2015~17年にラスパルマス、2017~19年にベティスで監督を務め、ベティス時代にはMF乾貴士も指導。攻撃的なパスサッカーで2017~18年にベティスをリーグ6位に導いたが、地元メディアではビッグクラブを率いた経験や実績がないことを不安視する声もある。

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2020年1月14日のニュース