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「優勝の目標は来季に…」鳥栖・金明輝監督、シーズン終了報告会で決意

[ 2019年12月12日 17:47 ]

シーズン終了報告会を行ったJ1鳥栖
Photo By スポニチ

 最終節で敗れたもののJ1残留を決めた鳥栖が11日、シーズン終了報告会を行った。

 まずあいさつに立った金明輝監督(38)は「苦しいシーズンになった」と振り返ったが「選手たちの最後まであきらめない姿勢は感動を与えられたと思う」とねぎらった。来季の続投も濃厚で「優勝の目標は来季にとっておいて、今年は残留できたことが来年につながると思っている」と話した。

 監督交代に伴いシーズン途中から主将を務めたMF福田晃斗(27)は「2年連続で残留争いをして申し訳ない」とまずはサポーターに詫びたが「J1に上がってからまだJ2に落ちていない。どんなビッグクラブでもJ2に落ちてしまうことがあるが、僕たちはまだ落ちていません」。来季もJ1で戦うクラブであり続けることのプライドもみせた。「来年もタイトルを目指す言葉を言うが、しっかり信じてついてきてほしい」と力強い言葉を送った。

 選手たちのフリートークも繰り広げられ、会場を沸かせた。今季セットプレーからの得点がなかったDF高橋祐治(26)が「(キッカーの)ボールが悪い」と不満?を漏らしていると聞くと、京都ユース時代からのチームメートで今季、キッカーを務めてきたMF原川力(26)は「ユースの頃から一緒だが、決めてるところを見たことがない」とすかさず反撃。プレー同様?のコンビネーションで笑いに包んでいた。 

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2019年12月12日のニュース