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リバプール、冬の移籍で南野獲り?クロップ監督が熱望…英メディア一斉報道

[ 2019年12月12日 19:27 ]

10日の欧州CL1次リーグE組で、リバプールのMFケイタ(左)と競り合うザルツブルクの南野(AP)
Photo By AP

 昨季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)王者で、今季はイングランド・プレミアリーグで首位を独走する強豪リバプールが、来年1月の移籍期間でザルツブルク(オーストリア)の日本代表MF南野拓実(24)の獲得に動いていると12日、タイムズ紙、スカイスポーツなど複数の英メディアが一斉に報じた。

 リバプールとザルツブルクは今季欧州CL1次リーグで同組で、南野はリバプールを相手に2試合にフル出場。10月2日にアウェーでの対戦で1得点1アシストを挙げるなど活躍した。

 タイムズ紙によると、リバプールのクロップ監督が南野の技術、ボールキープ力、攻撃的MFからのパスセンスなどを高く評価し、獲得を熱望。また、リバプールの複数のベテラン選手が、対戦した南野の能力をコーチ陣に報告。技術力と運動量を高く評価していたという。

 ザルツブルクが南野の移籍金として設定しているのが725万ポンド(約10億円)。リバプールの南野の評価は2000万ポンド強(約29億円)で、現在の市場価値からすると“格安”で獲得できることも魅力と伝えた。

 リバプールは来夏に南野を獲得することを検討していたが、争奪戦が過熱する可能性が高くなってきたため前倒しで動いているという。スポーツ専門サイトのジ・アスレチック(英国版)でリバプールを担当するジェームズ・ピアース記者は同日、自身のツイッターで「ブンデスリーガ、セリエAのクラブの他、マンチェスター・ユナイテッドも南野に興味を示している」と伝えた。

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